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中国の大学生、「災害救助ロボットの3D画像再構築システム」を開発2016年08月23日

 リアルタイムで被災現場の3次元画像を生成することで、救助隊は現場の実際の環境を全面的に把握し、危険を避けることができる。東北大学の3年生の生徒3人がこのほど、「災害救助ロボットの3D画像再構築システム」を開発し、国家発明特許に出願した。

 プロジェクトチームのメンバー、情報科学・工学学院で自動化を専攻する呂忠元さん(2013年入学)は、「ロボットは3階建ての建物に入ると、10分内に画像を生成する。火災現場ならば、どの道がふさがっているか、どこに人が閉じ込められているかが一目瞭然だ。同プロジェクトはカメラにより実際の環境の2D画像データを入手し、これをポイントクラウドにする。ポイントクラウド図の平面特徴の抽出、レジストレーションなどによりアルゴリズムを改善し、3D画像のリアルタイム生成を行う」と説明した。

  プロジェクトチームのメンバーの劉洋さんによると、同システムの研究開発には、ROS (Robot Operating System)、ポイントクラウドデータ入手、3Dポイントクラウド画像入手、ポイントクラウドデータに基づく3D画像の再構築、ポイントクラウド模型と正確ディープ模型の適合といった技術が用いられた。同プロジェクトを踏まえた上で、さらにクラウドプラットフォームに基づく3D画像生成、室内シーンインタラクティブシステム、ロボット自主ナビゲーションシステムなどの開発が可能だ。

 生徒3人は今後、救助ロボットの模型構築を加速し、3D地図の生成精度を高めると表明した。また既存のモバイルロボットのハード面の改善を続け、救助現場の過酷な環境により良く適応し、救助隊員の作業の危険性を引き下げるとした。


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