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微生物分野の特許権数、中国が世界一2016年09月09日

 世界微生物データセンターと中国科学院微生物研究所微生物資源ビッグデータセンターは北京で「中国微生物資源発展報告書2016」を発表した。同報告書は中国の微生物資源保管・研究の近年の大きな発展を示し、各種指標が世界トップ3に入ったと紹介した。中国は微生物分野の特許公開件数が最多の国になっている。

 世界微生物データセンター長の馬俊才氏によると、中国の2001〜15年の微生物分野の論文発表量は米国に次ぐ世界2位で、被引用回数が急増した。中国の微生物分野の特許権数は世界一だ。世界ランキングを見ると、中国は2009年に微生物分野の特許公開件数が最多の国になった。

 世界微生物保管センター情報網(CCINFO)の統計データによると、中国の菌種保管センターは33ヶ所で、共有可能な保管菌株は182,235株に達する。また、菌株の保管量は世界4位。世界の各保管センターは特許手続きに用いられる生物材料を96,907個保管しているが、中国の普通微生物菌種保管センター(CGMCC)で保管されている特許菌株は11,977株で世界2位となっている。  


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