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中国の先進的な海洋科学技術、博覧会に集結2016年12月09日

 華為(ファーウェイ)が4日に発表した情報によると、同社中央研究院ワット実験室は日本の第57回電池討論会で、業界初の高温・長寿命グラフェン採用リチウムイオン電池を発表した。実験結果によると、グラフェンを基礎とする新型耐高温技術により、リチウム電池の使用温度の上限を10度引き上げ、耐用年数を一般的なリチウム電池の2倍にまで引き上げることが可能としている。この電池の登場でグラフェンを使用した高温リチウムイオン電池の研究に大きな進展が生じたことになる。

 同実験室の李陽興首席科学者によると、グラフェン採用高温リチウムイオン電池の技術は、主に次の3点において大きな進展を見せた。1つは電解液に特殊な添加剤を加えることで、微量の水分を取り除き、電解液の高温分解を回避することを可能にした点。2つ目は電池の正極に改良型の大型単結晶三元材料を使用し、材料の熱安定性を高めた点。そして3つ目は新型材料のグラフェンを採用し、リチウムイオン電池と環境間の高効率放熱を実現した点だ。この3つの技術の進展により、ファーウェイの新型電池の性能は、市場で流通している大半のリチウム電池を圧倒することになる。なかでもグラフェンは正極・負極の材料になるのではなく、高効率放熱の役割を果たす。

 情報によると、ファーウェイは「グラフェン増強電池」を砂漠や直射日光の激しい場所など、高温の過酷な環境におけるモバイルネットワーク基地局に用いることで、この高音リチウムイオン電池の基地局での耐用期間を4年以上に延長させる計画だという。


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