中国科学院は16日、「科学技術成果の移転・転化促進特別行動」の実施を通じて、2016年に科学技術成果の移転・転化で、民間企業の売上を約3797億元、税引前利益を472億元創出したと発表した。中国科学院が投資する企業の営業収入は3850億元、税引前利益は134億元に達した。

　中国科学院は2016年に知的財産権運営管理センター、科学技術成果移転・転化基金を設立するなどし、多くの成果の応用を促進した。同時に中国科学院国有資産経営有限責任公司が「連動的革新」の実施を促進し、技術革新連盟の設立、科学技術企業の上場推進、民間ファンドへの投資、科学技術成果情報サービスプラットフォームの構築などの手段により、「革新チェーン―産業チェーン―資本チェーン」の効果的な連動を強化し、科学技術成果の移転・転化を力強く促進した。