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中国の南極科学研究論文数、発表数は世界10位以内に2017年05月23日

 22日に行われた「中国の南極事業」記者会見で発表された情報によると、中国人科学者が南極科学研究分野で発表した「SCI( Science Citation Index)」収録論文数は、1999年の19編から2016年には157編に増加し、世界10位以内にランクインしている。中国人科学者はこれまで、ネイチャー誌やサイエンス誌などの世界的に有名な刊行物で多くの論文が掲載され、中国の南極科学研究分野の重要な進展を実現した。

 国家海洋局極地観測弁公室の秦為稼室長によると、中国は南極科学研究を、南極を認識・保護・利用する重要な手段としている。国際南極科学研究の最先端をめぐり、南極基礎科学研究力の拡大を続けている。一部の統計データによると、2001〜16年の南極科学研究プログラムの経費は3.1億元にのぼり、1985〜2000年の18倍となった。長年にわたって各ジャンルにわたる体制の整った、安定的な科学研究チームを初歩的に構築し、南極氷河学・空間科学・生物生態・気候変動科学などの分野で一連の画期的な成果を手にした。また南極科学研究を、単一学科の研究から学科を跨ぐ総合研究に発展させた。


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