中国スパコントップの中科曙光が13日に発表した情報によると、同社が新たに自主開発したデュアルラックサーバ「I620-G30」クラスタの性能とコストパフォーマンスが、世界記録を樹立した。TPCxT-BBが1ヶ月以上の厳しい審査を経て、TPC公式サイトでこのほど明らかにした。

　同サーバ・クラスタは30TBのデータ容量で、毎分3383.95回のビッグデータ検索のペースを実現する。1回の検索にかかるコストは307.86ドルで、この優れた成績によりビッグデータ検索が最高速、コストパフォーマンスが最高のサーバになった。

　同社の秦暁寧副総裁は、「I620-G30クラスタがビッグデータ検索で優れた成績を記録した。性能を見ると、30TBのデータ容量で毎分のビッグデータ検索回数は、これまでの世界記録の2倍以上となっている。コストを見ると、毎分・毎回の平均コストは、これまでの世界記録の半分近くとなっている」と説明した。　　　　


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