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中国初の全過程無人農機の試験がスタート2018年06月05日

 携帯電話を使いGPSデータを入力しタップすると、無人耕運機や無人レベラー、無人田植え機、無人農薬・肥料散布機、無人草刈り機などが畑に次々と「進軍」していく。「中国第1期農業全過程無人作業試験プロジェクト」が3日、国家食糧生産機能模範区の江蘇省興化市で正式にスタートした。これにより無人農機が農作業の全てを担当することが現実のものとなりつつある。

 今回の無人作業試験は、北斗衛星測位システムやスマート方向システム、スマート動力システムといったスマート車や車載ネットワーク、無人戦術プラットフォームなどの分野のハイテクを融合している。世界先端作業モデルと技術トレンドに対応させ、スマート感知・方針決定・実行を基本的な技術プランとしている。上述した農機は平原地帯や粘土・壌質土、稲・麦二毛作など代表的な農業技術の要求に基づき、初めて実際の生産の全過程で系統的に用いられることになる。これは現段階の中国におけ、スマート農機の種類が最も豊富で数が最多の、専門性が最も高く参与が最も広範な革新的な試みとなる。


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