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スパコン「天河3号」、試作機の開発・設置が完了2018年07月27日

 国防科技大学が開発を担当する、計算速度がスパコン「天河2号」の10倍以上に達する「天河3号E級試作機」が、国家スパコン天津センターで開発と設置を完了し、22日にプロジェクトチームの検収に順調に合格した。今後は開放・応用段階に入る。同試作機の設置と検収合格は、中国E級スパコン(100京級スパコン)が間もなく実質的な研究開発段階に入ることを意味する。

 次世代100京級スパコンの開発計画は、国際ハイエンド情報技術革新・競争の先端だ。米国と日本はE級スパコンの開発計画を打ち出し、2020年以降の開発完了を予定している。中国の100京級スパコンの開発計画も、日程に上がっている。国防科技大学と国家スパコン天津センターなどのチームは2016年、中国科学技術部(省)が支持する重点研究開発計画「天河3号E級試作機」開発プロジェクトを担当した。試作機を踏まえた上で、スパコン「天河3号」は2020年に開発に成功する見通しだ。その計算速度は「天河1号」の200倍、保存容量は100倍向上する。  


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