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浙江大学、人工知能専攻を新設2019年04月12日

 浙江大学への取材によると、中国で第1陣のAI(人工知能)専攻の新設を認められた大学として、浙江大学は育成計画の作成を完了しており、今年中にAIを専攻する学生を募集することになった。初めて設立されたAI専攻は、どこに新しい点があるのだろうか。何を学び、どのように教えるのだろうか。

 中国教育部(省)が発表した2018年度一般大学専攻登録・審査認可結果によると、浙江大学を含む35校がAI専攻の新設を認められた。

 教育部AI科技革新専門家グループ作業チーム長、浙江大学人工知能研究所の所長を務める呉飛教授は「AIはすでに新たな産業革命における中心的な駆動力になっている。これまでAI人材の育成には分散化と空洞化の問題があり、カリキュラムの内容は人材の需要とかけ離れたものだった。直ちに人材育成を強化し基礎を固めるべきであることは、すでに業界内の共通認識になっている」と話した。

 浙江大学によると、第1陣のAI専攻学生の教育は同校の竺可驫w院で行われる。授業、教員の配置、科学研究訓練、国際交流・訪問、産業界の実践などにより、人材育成を全面的に支える。


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