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中国、1万人あたり発明特許保有件数の目標を前倒しで達成2019年07月10日

 9日に開かれた国家知的財産権局2019年第3四半期記者会見の取材によると、今年6月末現在の中国の1万人あたり発明特許保有件数は12.5件にのぼり、昨年末より1.0件増となった。第13次五カ年計画の12件という目標を前倒しで達成した。

 データによると、今年上半期の中国の発明特許出願件数は前年同期比9.4%減の64.9万で、取得件数は同9.9%増の23.8万件。うち中国内発明特許取得件数は19.2万件。中国(香港・マカオ・台湾を除く)発明特許取得件数トップ3の企業は、華為(ファーウェイ)技術、中国石油化工、OPPO広東移動通信有限公司となった。

 また、今年上半期の商標登録出願件数は同4.1%減の343.8万件。商標登録件数は同67.8%増の351.5万0件。6月末現在の中国の有効商標登録件数は同35.3%増の2274.3万件で、平均5.2の市場主体が1件の有効商標を保有している計算である。登録が承認された地理的表示(GI)保護商品は229件で、その使用を承認された企業は116社。集積回路設計登録出願件数は同45.7%増の2904件で、登録件数は同52.0%増の2487件であった。

 さらに海外の中国における発明特許出願件数が今年上半期に同8.6%増の7.8万件に、商標出願件数が同15.4%増の12.7万に達した。海外の中国における発明特許・商標出願件数は持続的かつ安定的に増加している。これは中国の知的財産権保護に対する国際社会の信頼を示している。


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