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スマートカーの発展に「中国のソリューション」が加わる2020年04月17日

 武漢火神山医院が最も繁忙のころ、3台の「自動清掃・消毒車」が往復し、医療従事者の代わりに内外の清掃、消毒、ゴミ収集などの作業を行った。それらには「蝸小白」というかわいらしい名前がある。

 「蝸小白」を感染対策の最前線に立たせるため、北京智行者科技有限公司の張徳兆会長兼CEOは3カ月近くも戦いを続けた。「人の代わりにロボットを使うことで、現場の人の感染リスクを下げるだけでなく、マスクや消毒液など貴重な防疫物資を節約できる」。

 同社の「自動清掃・消毒車」「自動診療ロボット」などを含む複数の設備は4月初めの時点で、中国全土の13軒の病院で活動している。特に新型コロナウイルス感染者と直接接触する「レッドゾーン」で、現場の医療従事者の負担を大幅に軽減している。

 アナリストによると、突如訪れた感染症を前にし、スマートカー、特に自動運転技術がより深く掘り下げられた。スマートカーの大半は現在、低速で限定的なシーンでの応用に留まっているにもかかわらず、未来の高速で複雑なシーンにおける応用の基礎を固めている。

 中国自動車工業協会の師建華副事務局長は「感染症は自動車業界にとって大きな試練だ。スマート化ロボットで人の代わりを果たすことが大きな流れになる。自動車業界は先を見据えた事業展開を強化し、確かな実力をつけるべきだ」と述べた。   


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