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ファーウェイの独自OS「ハーモニー」、来年にも実用化へ2020年09月11日

 10日に開かれた注目の「2020華為(ファーウェイ)開発者大会」で、ファーウェイの一般消費者向け事業は、ハーモニー(鴻蒙)OS 2.0、HMS Core 5.0、OSのEMUI 11、HUAWEI HiLinkなど、一連のスマート端末分野の革新的成果を発表した。ファーウェイの一般消費者向け事業CEOの余承東氏は、「当社は自社のコア技術とソフト・ハードウェア能力を全面的に開放し、開発者と共に全シーンにわたるスマートエコシステムの力強い発展を共同で駆動する」と述べた。

 ファーウェイの今年上半期の世界販売台数は1億500万台、一般消費者向け事業の収入は2558億元(1元は約15.5円)。同時にその他のハードウェアも急成長している。ファーウェイのスマートウォッチの今年上半期の市場シェアは世界2位、国内1位だ。タブレットPC市場のシェアは世界3位、国内2位。ノートPCの世界販売台数は120%増で、国内では2位。

 ファーウェイは今回の大会で ハーモニーOS 2.0を正式に発表するとともに、年内にまず国内の開発者向けにスマホ用の「HarmonyOS」のベータ版をリリースすると発表した。これは来年に商用化される見通しだ。

 ハーモニーOS 2.0はエンドツーエンドの遅延を10ミリ秒まで短縮する。有効処理量が2.4Gbpsに達し、信頼性が30%向上し、ファーウェイの全シーンにわたるエコシステムの構築を実現する。


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