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中国最大の汎用無人機が初飛行2021年07月27日

 中国航空工業集団有限公司(以下「航空工業」)が明らかにしたところによると、内蒙古(内モンゴル)莫旗空港で航空工業傘下の航空工業通飛が開発した汎用無人機「運5」が20日8時2分、難なく大空に駆け上がった。計画通り初飛行任務を終えた後、安定的に着地し、理想的な空中デビューを果たした。

 初飛行クルーは着陸後、「飛行中は姿勢が安定し、コンディションが良好で、各システム・設備がすべて正常に作動した」と報告した。運5の初飛行が成功した。

 航空工業の説明によると、運5は飛行の信頼性と低空・低速性能が高く、ペイロードが大きく、機内スペースが広い。土や草の滑走路、簡易空港などで短距離離着陸が可能だ。その離陸重量とペイロード積載量はいずれも中国の汎用無人機のうち最大で、理想的な大型多用途汎用無人機だ。運5は先進的なフライ・バイ・ワイヤ操縦システム、情報伝達システム、地上制御システムを搭載。システムの安全性にゆとりがあり、スマート化空輸・空中投下システムと先進的な光電タレットなどの任務ペイロードを搭載すると、物資輸送、宅配、災害モニタリング・救助など複数の総合サポート及び緊急救助任務を遂行でき、軍用・民間用市場で応用の高い将来性を持つ。


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