China知的財産ポータルサイト

最新情報詳細

中国の水陸両用機「AG600」が初飛行に成功2022年06月03日

 中国が独自に研究・製造した大型消火・水上救援水陸両用機「鯤竜(AG600)」の全状態新構造空中消火機が31日、広東省珠海市で初飛行に成功した。

 AG600は中国の緊急救援体制及び国家自然災害対策体制の構築の切実な需要を満たすために研究・製造した重要航空装備品、中国が初めて民間耐空性基準に基づき研究・製造した大型特殊飛行機、大型輸送機「運-20」や大型旅客機「C919」と並ぶ3種の国産大型飛行機の一つだ。今回の初飛行を行った全状態新構造空中消火機の最大離陸重量は60トン、最大積載水量は12トンで、国産大型航空空中消火機の空白を埋めた。

 中国航空工業集団の関係責任者によると、同社は型式の研究・製造と市場における応用を加速させ、消火・救援使用モデルの研究を積極的に展開するとともに、緊急救援指揮センター、モデル運営拠点の試験的な建設を進める。2023年に消火任務能力を持たせ実戦投入し、24年に空中消火機の中国民間航空耐空証明を取得しユーザーに引き渡し、25年に救援機の中国民間航空耐空証明を取得しユーザーに引き渡しする予定だ  


元のニュース「中国新聞網」(中文サイト)へ