2022（第1回）数学による経済社会発展促進サミットフォーラムが7月16日、重慶で開催。北京大学重慶ビッグデータ研究院数値解析実験室が開発した北太天元数値解析アプリケーションソフトウェアが公開された。同ソフトウェアは、中国初の独自の知的財産権を持つ国産科学技術コンピューティングソフトウェアで、同分野におけるルートテクノロジーの技術的ブレイクスルーを実現した。

　科学技術コンピューティングソフトウェアは、数学の知識と工学の技術を結び合わせて、科学技術や産業発展における計算をめぐる問題を解決してくれる。北太天元数値計算汎用アプリケーションソフトウェアはアーキテクチャデザインから、キーテクノロジーまで、全てを独自に研究開発しており、ソースコードも独自に編集した。中国における海外企業による長年の独占状態が打破されたことになる。

　汎用型基礎ソフトウェア、国産工業ソフトウェアのコンピューティングの基礎として、北太天元は、全業界に向けて、ニーズに基づいて、複数種類のソフトウェアのスピーディーな開発を進め、大学や科学研究院・所などの基礎コンピューティング、科学研究もサポートする計画だ。同ソフトウェアは6月20日に、教育版が試験的に公開されており、8月に重慶で開催されるスマート･チャイナ･エキスポで初めて正式にリリースされる予定だ。


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