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- 中国のソフトウェア産業規模、年平均16%増2023年04月21日
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中国工業・情報化部の関係者は18日、中国国際ソフトウェア発展大会で「2012年以降、中国のソフトウェア産業が急速に発展し、コア技術のブレイクスルーが続き、産業規模の年平均成長率が16%に上った」と述べた。
同部のデータによると、22年における中国のソフトウェア業務売上高は前年比11.2%増となり、10兆元(1元=約19円)を突破し、伸び率がGDP成長率を8.2ポイント上回った。23年1〜2月のソフトウェア製品売上高は3379億元で、うち産業用ソフトウェア製品の売上高は前年同期比13.6%増の390億元だった。
中国科学院の銭徳沛院士(アカデミー会員)は「産業用ソフトウェアは急速な発展段階を迎えており、複数年にわたり業界全体の成長を上回っている。特にインダストリアルインターネットなどの新たな情報インフラの建設と応用は、デジタル経済のコア産業を成長させただけでなく、集積回路や産業用ソフトウェアの質の高い発展を後押しし、より多くの新たな業態やモデルを育成した」と語った。
工業・情報化部は「重要ソフトウェアの研究開発と応用を加速させ、重要コア技術の研究開発に引き続き取り組み、重要ソフトウェア製品・サービスの供給能力を強化するとともに、産業チェーン・サプライチェーンの強靱性と安全水準を全面的に高めていく」との方針を示した。
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