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- 中国の国産量子計算クラウドプラットフォームがリリース2023年05月30日
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中国の北京量子情報科学研究院は26日、2023中関村フォーラムで量子計算クラウドプラットフォーム「Quafu」を発表した。中国の重要科学技術成果の一つとなる。
量子計算クラウドプラットフォームは独自開発した超伝導量子チップを3個搭載。単一チップ当たりの最大ビット数は136で、測定・制御の精度が高く、最大18量子ビットの全局のもつれが実現できる。この計算能力はすでに世界トップレベルに達している。量子計算クラウドプラットフォームは金融などの分野で初期的な応用・テストが行われており、今後は物流や材料、機械学習、医薬品開発、セキュア通信など、より多くの分野で応用されることになる。
量子計算クラウドプラットフォームは量子計算能力を示すもので、インターネットクラウドコンピューティングの形で、量子チップ、測定・制御設備、量子OS、アプリケーションソフトウェアを一体化させ、量子計算能力を研究者とテスターに提供し、量子計算を実用化する土台となる。
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