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北京国際データ実験室が設立2023年07月07日

 世界デジタル経済会議2023「データ要素サミットフォーラム」が5日、行われた。フォーラムでは、次世代インターネット国家工学センターが中心になって建設する「北京国際データ実験室」が発足した。

 データ要素の開放と共有でより高い価値を生み出すため、北京国際データ実験室はデータ空間、IPv6(インターネットプロトコルバージョン6)、ブロックチェーン、コンフィデンシャル・コンピューティングなどの重要技術を研究し、データインフラの研究と建設を行う。中核技術の研究開発、テスト・認証、ハイレベル人材育成などにおける質とペースを高めるとともに、国際協力を強化し、データ分野の国際的なサミットを主催し、北京を世界のデジタル経済モデル都市に構築するための役割を果たす。

 フォーラムでは一連の成果も発表された。国際データ空間協会、世界IPv6フォーラム、北京国際ビッグデータ取引所、次世代ネットワーク国家工学センターの4機関が協力協定に署名し、戦略的協力パートナーシップを締結した。ルール、技術、標準、実践、産業エコシステムなどで協力し、データインフラを共同で整備する。また、国際データ空間協会中国能力センターが会議で設立された。同センターは、次世代ネットワーク国家工学センターが運営を担当し、データ空間技術の研究開発と標準の制定を行い、産業の応用・実践を推進し、市場での推進を加速させ、データ分野の国際交流・協力を促進するものとなる。


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