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設計時速1000キロ、新型高速列車の開発進む2023年07月18日

 中国山西省にある「高速飛車山西省実験室」には、真空チューブ内を走行する超高速リニアモーターカー(新型高速列車)交通システムのテスト路線があり、新型高速列車の開発が進められている。同実験室の毛凱主任は「同列車は設計時速1000キロで、大都市間の交通輸送に用いられるようになる」と述べた。

 新型高速列車は磁気浮上技術と低真空技術を組み合わせた超高速輸送システムで、同実験室ではすでに複数の成果をあげている。毛氏は「これはシステム全体の集積テストであり、多くのサブシステムを集積して1つにし、新型高速列車の静的状態から動的状態まであらゆる運行状態を実現した。これにより新型高速列車の全体設計の科学的合理性が検証される」と説明した。

 新型高速列車プロジェクトは、先進製造業や先進電力・電子、情報産業、新エネルギー、新材料、インフラ建設など多くの技術をカバーし、高度な技術と大規模という2つの属性を兼ね備えている。毛氏によると、プロジェクトには中国の機関・企業1000カ所が協力しており、機関・企業の技術開発能力と生産・製造能力を牽引している。


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