中国国家知識産権局の胡文輝副局長は、18日に行われた国務院新聞弁公室の記者会見で、「6月末現在、中国の有効発明特許件数は前年同期比16.9％増の456万8000件に達した。知的財産権業務の発展は安定の中で前進し、安定の中で質が向上した」と述べた。

　6月末現在の中国の有効商標登録件数は4423万5000件、地理的表示（GI）製品の累計認可件数は2498件で、集団商標・証明商標としてのGI登録認可件数は7173件だった。

　胡氏は「特許を持つイノベーション型企業数が急速に増加した。6月末現在の中国国内の有効発明特許保有企業数は前年同期比6万社増の38万5000社、有効発明特許保有件数は計260万5000件で、国内総件数の7割以上を占めている。うちハイテク企業と「小巨人企業」（高い成長性または大きな発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業）は23.3％増の180万4000件で、中国の平均伸び率を2.9ポイント上回った」と説明した。

　中国では対外知的財産権の出願がより活発化している。国家知識産権局が今年1〜6月に特許協力条約（PCT）の国際出願制度に基づき受理した国内出願者からの特許出願件数は、前年同期比7.1％増の3万3000件だった。マドリッド協定の標章国際登録出願件数は同12.0％増の3024件となった。2022年5月のハーグ協定加入後、中国の出願者が提出した意匠の国際出願件数は月平均150件以上となっている。


元のニュース「中国政府公式サイト」（中文サイト）へ