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復興号アジア大会スマート高速列車がラインオフ2023年07月25日

  今年9月から始まる第19回杭州アジア競技大会に向けて製造された復興号アジア大会スマート高速列車が21日、吉林省長春市でラインオフした。杭州アジア競技大会とパラ競技大会の開催期間中、杭州と大会共催5都市(寧波、温州、金華、紹興、湖州)の鉄道に投入される。

 同列車は動力車4両、付随車4両による8両編成の動力分散型高速列車で、設計時速350キロ、定員は578人。車内は「5G+Wi-Fi」ネットワークのフルカバーを実現した。

 開催地の特色を活かすため、杭州アジア大会のメインイメージカラー「虹韻紫」を身にまとい、ドアやパーティション、荷物棚などにはアジア大会のエンブレムやスローガンといった特徴的な装飾が施されている。

 外観が上品で美しいだけでなく、「スマート」と「グリーン」も列車の要素となっている。先頭車両は鷹をイメージし、空気抵抗を大幅に下げ、エネルギー消費量を10%削減できる。また、軽量化した車体と省エネ技術により、列車1本当たりの年間電力消費量が約180万キロワット時(kWh)削減される。イーサネット列車制御技術の応用により、列車のデータ伝送速度は60倍以上に向上した。


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