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盗作疑惑で、『アバター』が著作権侵害で訴えられる2010年7月8日

 華商網が伝えるところによると、デジタル3DによるSF超大作映画『アバター』の脚本は盗作であるとして、ジェームズ・キャメロン監督が再び中国作家の周紹謀に訴訟を起こされた。
 周紹謀(シュウ ショウボウ)、原籍は広西省で、今は北京在住の作家である。1997年に『青いガラスの伝説』(Tale Of The Blue Crows)作品をオンライン出版した。訴訟を起こした周紹謀の主張によると、『アバター』のストーリーや鍵となる要素の80%が、1997年にオンライン出版した自作SF小説の『青いガラスの伝説』に酷似しているし、まったく同じシーンは十何箇所もあるという。
 今年3月に、周紹謀は一度北京市第一中級人民裁判所へ著作権侵害でジェームズ・キャメロン監督を訴え、10億人民元(約140億円)の賠償金を求めたが、証明材料などが不完全な事由で却下された。
 今回、証明資料をさらに整えた上で再び提訴書を提出したところ、6月28に同裁判所から「中華人民共和国民事訴訟法」の受理条件に基づき、著作権侵害で立件するとの通知書が届いた。
 でも、「キャメロン監督か彼の代理が中国の裁判所に来ない可能性もあるので、米国で訴訟したほうがいい」と彼に勧めている声もある。

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