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中国での外国特許出願数、100万件突破2010年10月05日

 知識財産報によると、中国知的財産権保護環境の改善に伴い、近年、中国での外国特許出願は速い成長率を示している。2010年9月9日現在まで、中国知識産権局が受理した外国の特許出願案件は累計で100.2万件達している。このうち、発明特許が86.5万件、実用新案が1.6万件、意匠が12.1万件であった。

 出願件数ランキング上位4位は、日本が累計36.1万件でトップであり、その次はそれぞれ米国が24.2万件、ドイツが8.9万件、韓国が8.1万件となっている。他に中国での特許出願件数が多い国は順次、フランス3.7万件、オランダ3.5万件、スイス2.7万件、イギリス2.2万件、スウェーデン1.7万件、イタリア1.6万件、フィランド1万件であった。中国での外国特許出願の9割以上が上述の国からのもので、しかも高品質の特許が多い。この100万件のうち、発明特許が約9割で、企業からの出願が95.3%を占めている。特許権を取得したのは49.1万件があったという。

 関連情報によると、外国が中国での特許出願は50万件に達したのは、中国は特許法が1984年に実施されてから、2005年までの20年以上もかかったが、その倍の100万件を突破したのはその後の5年も経っていないことであった。今年の1月から8月までの外国出願数は、去年の同じ時期に比べて12.9%増加した。

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