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第12回中国特許賞結果が公示、金賞項目20件を授賞2010年10月19日

 国知網によると、10月14日、第12回中国特許賞評価会議が北京で開催された。中国特許賞は国家知識産権局が授与し、中国唯一の特許授権を専門に奨励する政府の賞であり、世界の知的財産権組織に認められている。今回、特許賞評価審査委員会が特許金賞15件、優秀賞181件、意匠金賞5件、優秀賞33件を授賞した。同時に、受賞した内容は国家知識産権局サイト、中国知識産権報、人民網にて社会に公示した。

 会議の閉幕式で、中国国家知識産権局の田力普局長は「中国特許賞は1989年に設立されてから今まで、特許賞のレベルが着実に高まりつつあり、影響力も広がる一方である。今後も、いろいろな措置を取り、中国特許賞の幅広い普及および影響力の拡大に力を注ぐべきである」と述べた。

 今回の中国特許賞より、2年に1回から1年に一回開催するように周期を短縮し、賞の範囲は特許金賞、優秀賞の上、さらに意匠金賞、優秀賞まで拡大した。今回の推薦項目は国務院の16部と委員会、全国31省市、新疆生産建設兵団(中国西部新疆ウイグル自治区で開墾と辺境防衛を行う準軍事的政府組織)及び4つの業種協会から総計431件があった。その内、国務院の部と委員会からの推薦項目の数は大幅に増し、前回より92件も多くなった。また、意匠賞の単独評定による推薦件数の増加も目立っており、前回の10件から今回の79件に増えたという。

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