最近、上海国際博覧会事務協調局（以下「上海万博局」という）が組織した上海万博出展者知的財産権サービス推進会が上海で開かれた。上海万博局法務部の関係責任者によると、10月12日までに、出展者知的財産権サービスセンターは既に各参加者側のために参加証明書55件、出演証明書87件を取り扱い、中国音楽著作権協会に協力して音楽著作権ライセンス87件を発行、音楽著作権申請63件を登録した。

　上海万博局法務部の関係責任者によると、出展者知的財産権サービスセンターは既に上海万博知的財産権サービス業務を実現する重要な場となっており、効果的な知的財産権保護は上海万博の開催が成功する重要な構成要素となるであろうとのことである。今回の推進会を通じて、各参加者側は中国の関係する知的財産権事務の取扱要求及びプロセスに対する認識を強化し、出展者知的財産権サービス業務を更に効果的に成し遂げることに有利になり、万博知的財産権保護業務の円満な完成のために堅固な基礎を固めた。

　上海万博参加者側の知的財産権保護業務を成し遂げるために、上海万博局は政府関係部門の支持のもとに、2010年4月15日に出展者知的財産権サービスセンターを成立し、各参加者側のために参加証明書、出演証明書、音楽作品著作権使用ライセンスの手配、関係する係争を調停する知的財産権サービス業務を積極的に行い、各参加者側の高い評価を受けた。今回の会議において、国家知的財産権局、国家工商行政管理総局商標局、国家版権局等の部門から来た要員が各参加者側に向けて中国の特許出願、商標登記、作品登録の取扱の出願フロー及び取扱事項、及び各参加者側の現場のコンサルティングの受け入れを紹介した。