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滬杭高速鉄道は「他国の新幹線の模倣」に対して、反論の声2010年11月26日

 10月26日に正式開通した上海と杭州を結ぶ滬杭(ここう)高速鉄道に対し、「これは他国の新幹線の模倣だ」という外国の報道に対して、中国国家知的所有権局の田力普局長は11月22日、「わが国の高速鉄道技術はイノベーションの集大成であり、外国メディアの非難は事実と合致しない。山間部に高速鉄道を敷設することができるのも、中国だけだ」と反論した。

 諸外国から懐疑の目が向けられていることに対し、田力普局長は、「わが国はドイツ、日本、フランス、カナダから技術を購入したが、国際的規則に合致する形で特許使用料を支払った。他国の技術を活用し、自国の状況に合致する形で新たしい物を生み出したことが盗作に当たるのか」と述べ、中国の高速鉄道技術は自主開発と主張した。

 田力普局長は、中国が山間部に高速鉄道を敷設している現状を紹介したうえで、「外国は山間部に高速鉄道を敷設することはできず、中国の高速鉄道技術だけがそれを可能とする」と述べた。


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