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- 10月まで、中国の総有効商標登録は435万件で世界一位2010年12月02日
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中国国家工商行政管理総局の付双建副局長がこのほど、寧夏回族自治区で開催された商標戦略作業表彰大会で中国の商標登録状況を紹介した。今年10月末現在、中国の商標登録は出願件数が累計806.9万件、登録件数が累計539.9万件、有効商標登録が435万件に達して、いずれも世界一となった。
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付副局長によると、ここ数年来、工商行政管理機関は「国家知的財産権戦略綱要」の内容を真剣に徹底して実施し、商標をめぐる戦略の実施の推進に力を入れて、めざましい成果を上げた。国内・海外が注目する商標審査の滞貨問題を徹底的に解決するために、同総局は「3年で問題を解決し、5年で国際水準に到達する」ことを目標として明確に掲げ、一連の措置を取って、商標審査の作業を加速させている。
商標審査期間の短縮により、商標出願数は大幅に上昇していた。今年10月末までに審査された商標は122.5万件に達した。1〜10月に受理された商標出願は85.9万件に上り、前年同期比27.9%増加し、このペースでいけば通年の出願件数は100万件を突破するとみられる。
付副局長はさらに、同総局が最近展開している、期間半年間の権利侵害行為や偽物の摘発行動の活動方針について、「海外の商標や馳名商標の権利を侵害する違法行為を重点的に取り締まり、悪質な商標の流用行為を断固として抑制し、商標の標識を印刷する企業に対する監督管理を着実に強化して、商標の権利侵害行為の発生を元から防止する」と述べた。