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米国際貿易委員会の「337調査」、中国は件数最多の対象国2010年8月13日

 2010年7月に米国際貿易委員会が行なわれた「337調査」では、9件のうち中国は調査対象とされた案件は6件もあり、66.7%の最高割合を占めた。いずれも特許権侵害行為で提訴されたという。特許権侵害容疑で提訴された製品は、図形処理機能が搭載されている電子装置及び関連ソフト、地下ケーブル及び配管位置測定器、スペースコラボレーションシステム設備、インクカートリッジ、合成ゴム及び同類製品などがメインだった。
 調査案件の詳細は下記のとおりである。

2010年07月米国「337調査」案件リスト
案件番号
容疑製品
提訴対象国(地区)
提訴企業
提訴事由
337-TA-724 図形処理機能が搭載されている電子装置及び関連ソフト 中国 S3 Graphics 特許権侵害
337-TA-725 アクセサリー用ケース メキシコ Batesville Services 特許権侵害
337-TA-726 電子成像装置 フィンランド、カナダ、台湾、韓国 FlashPointTechnology 特許権侵害
337-TA-727 地下ケーブル及び配管位置測定器 ドイツ、中国 Radiodetection 特許権侵害
337-TA-728 スペースコラボレーションシステム設備 中国 eInstruction 特許権侵害
337-TA-729 EUVL(Extreme UltraViolet Lithography)技術による半導体製品 台湾、韓国 National Semiconductor STC.UNM 特許権侵害
337-TA-730 インクカートリッジ 香港、中国 ヒューレット・パッカード株式会社 特許権侵害
337-TA-731 インクカートリッジ及び同類製品 香港、中国 キヤノン株式会社 特許権侵害
337-TA-732 合成ゴム及び同類製品 香港、中国、日本 Interactive Life Forms 特許権侵害


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